2019年6月27日木曜日

イメージの赤さの規準は何か。

赤いのが他人のイメージであるときには,私にとってのその規準は他人の言語である。赤いのが私のイメージであるときには,当の私にとってその規準は何もない。

ウィットゲンシュタインの全集は,とても高価で手には入らなかった。かと言って原語で読む力はなかった。岩波文庫の★1つが70円だったから,斉藤先生は学食の定食を我慢して,本を読みなさいと話した。素うどんにすれば30円ですんだから。そうだ。70円あれば,カツ丼や中華丼が食べられた時代だった。30円で電車に乗ってた頃の話だ。

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